かにとかぶの卵とじ

こんにちは、
hohoemi@kitchen料理人、Erikoです。
本日は、和風だしをベースに、季節のお野菜を使い、片栗粉でとろみを付けた冬ならではのスープをご紹介致します。
身近な食材で、簡単に作ることが出来ます♪
母から教わったこちらのスープ、
本来は、かにの身や缶詰を使うので、おもてなし料理にもなるのですが、
今回は、手軽な蟹のかまぼこを使って作ってみました♪
小松菜、にんじん、白菜、大根など、
他の季節の野菜を入れても美味しいです。
豆腐、はんぺんなどもおススメです♪
すりおろした生姜を入れても…♡
消化の良い温かいスープで、心と体がホッと温まりますように。
<材料> 約5人前
・かぶ        1わ
・かぶの葉      お好きな量
・かにのかまぼこ   5、6個
・卵         2個
・だし汁       3カップ
・みりん       大さじ1
・醤油        小さじ2
・塩         小さじ1
・片栗粉       大さじ2(大さじ2の水で溶く) 
・ゆずの皮      適量    
☆かにの身や缶詰を使う場合は、約80g☆
~作り方~
1.お鍋に水3カップ、昆布一枚、だしパックを入れ、弱火にかける。
(生臭さを取るため、ふたはしない。)
2.昆布からプクプクと気泡が出てきたら昆布を取り出す。
沸騰させ、だしパックは1、2分煮出してから取り出す。
★簡単お出汁の完成です。
3.片栗粉大さじ2を同量の水で溶いておきます。
4.かぶは8等分のくし形に切り、葉は3cm長さに切ります。
かにのかまぼこは、長いものは半分に切り、ほぐしておきます。
(かぶの葉は、今回これ位使用しました。)
5.お出汁の入っている鍋に、みりん大さじ1、醤油小さじ2、塩小さじ1、かぶの根だけを入れて強火にし、煮立ったら火を止めて蓋をします。
そのまま10分程置いて下さい。
6.かぶに火が通ったら再び火を付けて、かぶの茎と蟹のかまぼこを入れます。
煮立たったら、お玉でスープをかき混ぜながら片栗粉を入れてとろみをつけます。
最後に、溶いた卵を細く注ぎ入れます。
7.器によそったら、お好みでゆずの皮を千切りにして乗せます。
完成です♪
☆ポイント☆
・昆布とだしパックは、1時間ほど水につけておくと、より出汁が出ます♪
・かぶは生食できる野菜で火も通りやすいので、
崩れないように火を止め余熱で火を通します。
・卵を入れる時は、卵の方ではなくお玉の方を回すと、
ふわふわ綺麗に仕上がります。卵は、ほそ~く入れるのがポイントです。
片栗粉も同じようにすると、ダマになりません♪
~冬の魅力的な野菜・・・・「かぶ」について~
簡単な栄養素をご紹介致します♡
よろしければご覧ください♪
かぶの根と葉は、特に生で食べると少しピリッとして辛いですよね♪
この辛み成分は、グルコシノネートと言って、
発がん性物質を取り除くための、酵素の生成を助ける働きがあります☆
他にも、根と葉、それぞれに嬉しい成分が沢山入っています(^^)
根には、
でんぷんの消化を助けて、胃もたれや胸やけを解消する、
消化酵素のアミラーゼという成分が含まれています♪
この成分は、大根の根にも含まれていますよ。(すりおろすと、より活性化♪)
この消化酵素は熱に弱いので、サラダなど生でも食べるのがおススメです♪
葉には、
免疫力を高めるビタミンC、皮膚や粘膜を保護し、がん予防の効果もあるβ-(ベータ)カロテン、骨や歯を強くするカルシウムが豊富です☆
かぶの葉は火を通すと柔らかくなり、食べやすいですよね♪
私は、スープやお味噌汁に入れて食べるのが好きです。
最後までご観覧頂き、ありがとうございました♪
また、ぼちぼちと更新致しますので、どうぞよろしくお願い致します(*^^*)